備考欄に感想を書くタイプのエンジニア

それで出世が遅れ(ry

TX 本始めました

私は TX 業界で生業を行っているわけではないので、TX 本と言えばアレみたいな共通認識があるのかすらよく知りませんがこれです。

Transactional Information Systems: Theory, Algorithms, and Practice of Concurrency Control and Recovery (The Morgan Kaufmann Series in Data Management Systems)

この本のことを知ったのはもう4年も前のことで、きっかけは TX本勉強会終了 に書いてあったこれです。

TX本は、ミドルウェアやDBAでトップ・エンジニアを目指すのであれば、是非挑戦されることを勧めます。内容・難易度ともにS級クラスであることは保証させて頂きます。トップ・エンジニアではなくても、エンジニアであれば、いつかは挑戦を志してほしいですね。 それだけのテキストです。(強調は筆者)

これを読んだ当時私は SIer の端くれで、比較的実務に直結しやすい技術書は読む一方で、論文の類やを読んで楽しむ習慣はまだなく、まさにエンジニアとして挑戦してやろうと思いこの本を手にし、以降何度か読破に挑戦するもののあえなく撃沈ということを繰り返していました。今回は、これまでのように暇を見つけてドバっと読むのではなくて、少量(2,3 ページ程度)をルーチン化(平日は毎日)して隙間時間を利用して読んでいく手法に作戦を変更したところ、現時点で1か月弱続けることができているので、このままうまくいくといいなと思いながら読み進めています。

当時、というかつい最近まで 800 ページを超える鈍器を抱えて読むしかなかったと思うのですが、いま Amazon でこの本を探すとなんと Kindle 版なるものがいつの間にか出ています、すばらしい。